Month: August 2021

we haven’t had that spirit here since…

4G GPTAS も動き始めました。 で、やはり15年前のテクノロジーには無理があります。そこで、色々と考えたのですが、EPICS base で色々と書き直すのが良いのではと思い始めました。そこで、1日ぐらいでどこまでできるか試してみました。 目標:アマゾンで売っている中華USB温度計(1000円強)を epics で読む。 この温度計はとっても安いので、実験室のそこいらじゅうにおいて色々な場所の温度をモニターしています。結晶成長する時に部屋の温度変化は大敵なので。今のところ、github に転がっていた linux 用読み取りコードと手製の script を組み合わせて web 上に温度変化を表示していますが、これをepicsで読んでみようという目標です。epics は raspberry pi 4B で走らせます。中華温度計は USB HID デバイスなのでちょっと一筋縄ではいかないため、最初には良い課題かと思いました。 EPICS を Raspberry Pi 4B に載せる アカウント登録のため ldap 走らせる。(ホームディレクトリはNFSなのでautofsも)(これはうちの研究室の特殊事情です。いらない人はいらない。) EPICS を入れる 時間かかります。。。30分ぐらい? 動いた!ともかく、base は入った。getting started に従って test.db も作って softIoc -d test.db も試しました。問題なし。 Asyn と Stream Device をいれます。 EPICS に calc と drvAsynUSBHID を入れる 中華温度計は USB HID デバイスなので KEK ご謹製の drvAsynUSBHID で読むことを考えました。あと、中華温度計はバイナリで妙なデータを返してくるので calc を入れて、scalcout を使ってバイナリデータを温度に変換することを考えました(ここが一番ややこしかった。) calc モジュールを入れる drvAsynUSBHID を入れる(hidraw を使います。libusb じゃない方です。cmake も入れます。) さて、ようやく中華温度計読み取り IOC を作ります! 読み取りIOC の名前を testTEMPer として ~/work/tmp/epics/TEST の中に作ります。makeBaseApp.pl でテンプレートを作ります。 で、出来上がった testTEMPer のなかの configure/RELEASE をいじります。 続いて testTEMPerApp/src/Makefile をいじります。追加するのは (つまり asyn, stream, drvAsynUSBHID, calc を使いますよ、と書くわけです。) testTEMPerApp/Db/Makefile をいじります。追加するのは: で、つくります 実行スクリプト st.cmd をいじります IOC本体はできました。次に、testTEMPer database ファイルと protocol…

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